実験。布に描く。

ワークショップのための実験 みちくさ

みちくさでは普段のレッスンとは別に、地域の様々な方と一緒に子供向けイベントの企画やワークショップの開発も行っています。

今回もイベントに向けてワークショップの試行中。

廃材を使ってアート制作ということで、一枚の大きな布に子供たち皆で海を表現することに。

いただいた生地と布用インク

素材は、地域の企業さんから、不要となった布や染料を頂きました。

普段のレッスンは基本的には子ども達の興味に寄り添い、出来るだけ子ども主体で進めています。しかし今回は海を描くというテーマがあり、皆で協力して作品を仕上げていかなければなりません。

そんな中でも、子どもから生まれる創造力は大切にしたいと思います。

ただ布に色を塗るだけではつまらないので、どんな道具を使おうかとか、実際にやってみて子ども達がワクワク出来るのかとか、ひとりひとりがオリジナリティを発揮できる内容や環境づくりなど、考えることは色々です。

海の色は、何色か使って、子ども達がイメージする海の色を作ってもらいたいな~と塗ってみると、なかなかいい感じ。

染色の実験

色が混じりあう美しさや、色を使った多様な表現方法を感じてもらえたらと思います。

ちょうど教室のそばの畑で収穫したジャガイモがあったので、半分に切ってスタンプしてみると、泡のような、シャボン玉のような柄が出来ました。

ふむふむ。これはいい感じ。

こんな風に事前に色々想定していますが、当日に実際やってみると、良くも悪くも大人たちの思惑や期待を裏切るのが子ども達です。そんな想定外も子ども達と一緒に楽しみたいと思います(^^♪